パニック障害の薬物治療について！

パニック障害の治療には薬物治療があります。

ここでは、その代表的な薬が３種類ほど紹介しましょう。

パニック障害でよく使われる薬には・・・

・ＳＳＲＩ（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）
・抗不安薬
・三環系抗うつ薬

これらがあります。


ＳＳＲＩ

はじめのＳＳＲＩ（選択的セロトニン再取り込み阻害薬）ですが、この薬はよく処方されることが多いです。

効果としては、脳にあるセロトニンを増やす作用があると言われています。

ＳＳＲＩを服用することで、ノルアドレナリンとセロトニンのバランスを調整する効果が期待できます。


抗不安薬

次に抗不安薬ですが、この薬は、ＳＳＲＩよりも効果が強いとされています。

この抗不安薬にもパニック障害の症状を抑制してくれる働きがある反面、依存性の高い薬となっているようですね。

ですので、日常的に飲むのはあまりお勧めできないような薬でもありますから、必ず、医師と相談の上で処方してもらいましょう。


三環系抗うつ薬

最後に、三環系抗うつ薬ですが、これは、ＳＳＲＩや抗不安薬では効果・改善がみられない時に処方される薬です。

三環系抗うつ薬の場合、他の２つの薬より、さらに依存性の高い薬となっています。

なので、服用するときは特に気をつけなければいけません。

副作用としては、喉の渇き、便秘、眠気などがあると言われています。

もちろん、この薬を服用したら車の運転などは控えた方がいいです。

パニック障害という病気は、その人の症状によっては、本当に深刻ですが、薬の服用に関しては、様々な副作用があるので、自分の判断で多く飲んだりしないようにしてください。

必ず、医師の言われた通りに薬を服用してください。