漢方薬でパニック障害が治る？

パニック障害を克服させるためには、いくつか方法があります。

もちろん、その人によっては合う方法であったり、合わない場合もあるでしょう。

そこで、今回は、1つの方法として、漢方薬について解説していますので参考にしてみてください。


先ず、漢方薬の服用ですが、効果はあると言われています。

では、具体的にはどのようなものがいいのか？

代表的なものには以下のようなものがあります。

・柴胡加竜骨牡蛎湯（さいこかりゅうこつぼれいとう）

・柴胡桂枝湯（さいこけいしとう）

・茯苓飲合半夏厚朴湯（ぶくりょういんごうはんげこうぼくとう）

これらです。


柴胡加竜骨牡蛎湯は、実証の人に使われる漢方となっています。

特に不安がある人や、動悸、眠れない、のぼせる、めまいがする、便秘などの人に効果的とされています。

次に柴胡桂枝湯ですが、こちらは虚証の人に対して処方される漢方薬です。

汗が出る、微熱が出る、悪寒がする、身体が痛い、食欲がない、吐き気の症状を改善することができます。

3つ目の茯苓飲合半夏厚朴湯は、実証とも虚証ともいえない中間の人に処方される漢方となっています。

例えば、喉に異物感がある、動悸がする人が感じている不安感が改善すると言われています。

また、この他にも、パニック障害に効果がある漢方は存在しますので、漢方を取り扱っている病院か漢方の専門的で相談してみてください。

ちなみに漢方のメリットとしては、副作用が少ないところです。

逆にデメリットは、即効性がないと言う事です。

ですので、漢方を試す場合は、ある程度の期間服用するようになります。