子供でもパニック障害になる？

今では、パニック障害という病気は、テレビでも取り上げられたりしているので、多くの方に認知されるようになりました。

芸能人の人でもこの病気にかかったりしますのでそれほど珍しいという感じではありません。

ただ、パニック障害に関しては、大人だけが発症するようなイメージですが、子供の場合はどうなのか？

パニック障害にかかる年代では、２０代の男性や３０代の女性に多いとされているのですが、実は、子供でも発症する可能性が十分にあります。

例えば、運動もしていない状況で突然で子供が・・・

「息が苦しい」
「心臓がドキドキする」
「気持ちが悪い」

など、このように頻繁に陥ってしまうなら、もしかしたら、パニック障害になっている可能性もあります。

子供が少し大げさに表現しているだと思い、そのまま放置していたら、症状が進み、場合によっては、うつ病になってしまう危険性もあります。

この際ですが、心配だからと最初から専門の病院に連れて行くと、子供は「自分が異常なの」と思ってしまい、深く傷つく可能性が考えられます。

ですので、はじめにお住まいの市町村内にある教育相談センターに行き、状況を説明して相談してみてください。

ご存じない方も多いですが、実は、教育相談センターには、臨床心理士の資格を持っているカウンセラーの先生がいることも多いですので、参考になるはずです。

ちなみに、パニック障害の場合、遺伝的要素も関係していると言われているので、親がこの病気になったことがあれば、その子供も発症する可能性はあるかもしれません。

いずれにせよ、自分の子供が上記のような症状を頻繁に訴えたら、早めに対策するようにしてください。